現地時間30日、イギリスの
グッドウッド競馬場でG2・
キングジョージステークス(3歳上・芝直線1000m・13頭立て)が行われた。
道中は外寄りの後方を追走した4番人気スエザ(Suesa、牝3、W.ビュイック騎手)は、進路が開けるとさらに外に持ち出されスパート。
ラスト200m過ぎから一気に後続を突き放し、2着の2番人気
ドラゴンシンボル(
Dragon Symbol、牡3、
O.マーフィー騎手)に3馬身差の完勝を収めた。勝ちタイムは59秒35(稍重)。
このレース4連覇中の1番人気
バターシュ(
Battaash、セ7、J.クロー
リー騎手)は、内寄りの先団でレースを主導したが、粘りを欠いて7着に敗れた。
スエザは父
Night of Thunder(
その父Dubawi)、母Sally Is The Boss、母の
父Orpenという血統。フランスのF.ロオー厩舎の管理馬。
通算成績は6戦5勝。重賞は今年のシギー賞、テクサニタ賞(ともに仏G3)に次いで3勝目。唯一の敗戦は前走の
コモンウェルスC(英G1)で、1番人気8着だった。
2着の
ドラゴンシンボルは窪田芳郎氏の所有馬。デビューから4連勝して以降、
コモンウェルスCの1位入線→2着降着を含め、重賞で4連続2着となっている。