現役時代に米G1・3勝をあげ、種牡馬としても多くのG1馬を輩出したバーナーディニ(
Bernardini、牡18)が、蹄葉炎の合併症により安楽死となったことがわかった。所有するダーレーのホームページで29日、発表された。
バーナーディニは
父A.P. Indy、
母Cara Rafaela、母の
父Quiet Americanという血統。現役時代はアメリカのT.
アルバートラニ厩舎に所属。
2006年、デビュー2戦目の未勝利戦で初勝利をあげると、そこから
プリークネスS、ト
ラヴァーズS、
ジョッキークラブGC(いずれも米G1)を含む6連勝をあげた。
BCクラシック(米G1)で
インヴァソールの2着となったのを最後に現役を引退し、通算成績は8戦6勝。2006年のエクリプス賞(米年度代表表彰)
最優秀3歳牡馬を受賞した。
引退後は種牡馬となり、ステイサースティ・トゥオナーアンドサーヴ・
アルファなど多くの米G1馬を輩出。シャトル種牡馬としてけい養された豪州でもボバン・ゴー
インディゴーなどの活躍馬を送り出した。
日本で出走した産駒数は多くはないものの、その中では
サトノプリンシパルや
アメリカンウィナーなどが、
JRAでオープンまで昇る活躍を見せた。