明日8日、新潟6レース(芝1600m)でデビュー予定の吉岡厩舎の
ヴァンルーラーですが、6月デビューの予定で出馬投票も終えていました。その際、わたしも取材をしていたのですが、追い切り後に感冒の症状がみられたため、出走取消。いったん放牧に出て立て直しをはかりました。
「いいかんじできています。6月に取り消した際の影響は感じません。気性は素直ですし、操作性もいいですね」と田嶋助手。
ちなみに吉岡師は
ルーラーシップのいた角居厩舎の出身ですから、お父さんのいいところも悪いところもよく知っています。その上で「まだ少々おっとりしているところがあるけど、それがいい方に出てくれれば」としていました。そう、
ルーラーシップ自身もそうでしたが、産駒もレースを重ねるごとに気持ちが入っていくところが見受けられます。ホント、ゲートさえ普通に出てくれていたら…と何度思ったことでしょう。
新潟も相当暑いと聞いています。彼女が少しでもレースやゲートが嫌にならないように、願っています。
「芝での動きがいいですね。まだこれからの馬ですが楽しみです」(吉岡師)
(取材・文:花岡貴子)