◎22日(日)小倉競馬場で行われるサ
マースプリントシリーズ第4戦、第56回
北九州記念(GIII)に出走を予定している
ファストフォース(牡5、西村)について追い切り後の余田宏章調教助手のコメントは以下の通り。
・(前走の
CBC賞は)もともとスタートはゆっくりしたところはありますが、そこは
鮫島克駿騎手がゲート裏から気合を付けてくれました。それが大きかったと思います。ブリンカーの効果も多少あってスタートが決まりました。
・(レコードタイムについて)元々坂路とかでも終いの時計で11秒台を出していた馬なので驚いたことは驚きましたが、それぐらいは走れるという気持ちもありました。でもやっぱり驚きました。
・その後は短期放牧に出しましたが、これといった反動も無く今も元気一杯ですね。
・(中間の調整は)坂路と長めの運動をしながら体調を整える程度でしたが、追い切りは要所要所しっかりできているので前走と同じぐらい高い状態を維持できていると思います。
・(今朝の坂路の追い切り)終い重点の感じでした。併走馬が少し遅れてしまい併せ馬の形にならなかったのですが、いつも通りの調教ができたと思います。
・(イメージする競馬は)前回のようにスタートを決めて最後まであの脚で流れ込みたいというのが理想ですがいずれは(今回の
モズスーパーフレアのような)強い馬とも当たるので試金石ともいえるレースです。ここで結果が出れば本当に楽しみです。
・(渋った馬場は)正直どちらに転ぶかわかりませんが、もし前回のようにスタートを切って前々の競馬になるようならより楽しみが増すのではと思います。この馬の力を出し切って頑張ってもらいたいですね。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI