21日、
オーストラリアのランドウィック競馬場でG1・ウィンクスステークス(3歳上・芝1400m・14頭立て)が行われた。
道中は中団を進んだ5番人気
モウンガ(
Mo'unga、牡4、T.
ベリー騎手)が直線で外から脚を伸ばし、好位から先に抜け出しを図った1番人気のG1・8勝馬ヴェリー
エレガント(牝6、J.マク
ドナルド騎手)との追い比べを制し、0.24馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分22秒12(稍重)。
0.31馬身差の3着は、最後方の大外から追い込んだ13番人気シーズアイディール(牝6、J.コレット騎手)。
日本からの移籍初戦、7か月半ぶりの復帰戦を迎えた12番人気
ケイアイノーテック(牡7、G.ボス騎手)は、シーズアイディールとともに後方の外から追い込んだがわずかに及ばず、0.37馬身差の4着だった。
モウンガは父
Savabeel(
その父Zabeel)、
母Chandelier、母の
父O'Reillyという血統。
オーストラリアのA.ニーシャム厩舎の管理馬。重賞は3走前のローズヒルギニーズ(豪G1)以来2勝目。通算成績は10戦5勝。
ケイアイノーテックは
父ディープインパクト、
母ケイアイガーベラ、母の
父Smarty Jones。全兄に豪G1・3勝馬
フィアースインパクト(
Fierce Impact)がいる血統。同国のM.スミス厩舎の管理馬。
JRAでは2018年の
NHKマイルC(GI)を制した。
※馬齢は現地表記に基づく。着差は勝ち馬からのもの。