小倉芝1200mの新馬戦を単勝1.7倍の支持に応えて快勝した
ショウナンマッハ(栗東・
茶木太樹厩舎)。前走後はリフレッシュ放牧に出されており、8月5日に山元トレセンから栗東へ帰厩。今朝25日は次走予定の小倉2歳S(9月5日・小倉芝1200m)に向けた1週前追い切りを行っている。
CWコース。2回目のハローが終了した後の開門直後に
イシュタルゲート、
レッドゼノンとともに入場。向正面では先頭との差が3秒近くあったものの、3コーナーあたりでは前2頭がかなり近いところにいる状態。ラップを見れば、14秒から13秒を切るラップで前半3Fを進めており、これで後半がどのくらい伸びるんだろうという感じ。
最後の直線は前2頭の間を突いてくるが、騎乗していた
松山弘平騎手の拳を見ても、その手応えは本当に楽。ゴール前はここを突き抜けて先着のゴール。素晴らしい動きを見せている。
時計は6F78.7-5F64.8-4F51.1-3F38.3-1F12.3秒。いくら走りやすい馬場状態だったとはいえ、楽にこのタイムをマークできるのが、この馬のスピード能力の証明。レースでどんなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみな状態にあることは間違いない。
(取材・文:井内利彰)