「新潟2歳S・G3」(29日、新潟)
札幌記念を制した
ソダシに続くか。2021年がラストクロップとなる
クロフネ産駒から、最後の大物候補・
クレイドルが出世街道を突き進もうとしている。6月の東京新馬戦を制し、いきなりの重賞挑戦。黒岩師は「東京マイルで、強い相手にいい競馬をしてくれた。今回は力試しになりますが、舞台設定的にも楽しみは大きい」と期待に胸を膨らませている。
中間は福島県のノーザン
ファーム天栄への放牧を挟み、馬体は見る見る成長。「いい意味で余裕があるので、戻ってきてからもしっかり乗り込めました。今週の追い切りもシャープな動きだったし、体が増えたことがいい方に出ていますね」と良化を感じ取っていた。
半兄は21年の
皐月賞とダービーで連続3着だった
ステラヴェローチェ。指揮官は「そういった血統的な部分でも楽しみにしています」とクラシックへの野心を隠さない。今週も“
クロフネ産駒の牝馬”が、重賞タイトルを頂く。
提供:デイリースポーツ