「
札幌2歳S・G3」(9月4日、札幌)
デビュー戦を逃げて完勝した
リューベックが中心だ。全姉は日英G1を制した
ディアドラという良血馬。1週前は函館芝の併せ馬で古馬に先着と、さらに調子を上げている。目指すは姉に続いてのG1制覇。偉大な背中を追い掛けて、まずは無傷V2で重賞タイトルを手に入れる。
東京の新馬戦を上がり3F33秒3の決め手で快勝した
ジオグリフ。今回は洋芝適性が試されるが、母は14年
巴賞を勝って、
クイーンSで2着した
アロマティコだけに適性はありそう。父も期待の新種牡馬
ドレフォン。スケールの大きさを感じさせる好素材だ。
函館の新馬戦を勝ち上がった
ダークエクリプス。抜群のスタートから好位で進めると、直線で馬の間を突いて初陣を飾った。祖母は
ウインドインハーヘアで、叔父に
ディープインパクト。活躍馬多数の一族の出身だけに、大物の予感も。
コスモス賞を格上挑戦で制した
トーセンヴァンノも侮れない。デビュー3戦は芝千二で未勝利に終わったが、距離を延ばして走りが一変。スムーズに2番手から運んで、叩き合いを首差で制した。
アスクワイルドモアは勝ち上がりに3戦を要したが、実戦を使うたびに走りが良化。1週前は函館Wで鋭い伸びを披露し、疲れは感じられない。鞍上・
武豊を含めて注目だ。
提供:デイリースポーツ