サイバーエージェント社長の藤田晋氏が千葉サラブレッドセール史上最高額となる4億7010万円(税抜き)で落札した
ディープインパクト産駒の
ドーブネ(牡、栗東・武幸)が、いよいよ注目の初陣を迎える。馬体重は約470キロ。武幸師が「調教を重ねても体が減らない。そういう意味で体質がしっかりしているね」と高く評価する好素材だ。
31日の朝は札幌競馬場の角馬場からダートへ。脚さばきは軽快で、「セリの時から動くのは動くから。前向きなのはいいけど、我慢すべきところは我慢できるように、こっちとしては今やれることをやるだけ。オーナーも柔軟な考えで、“臨機応変にやってください”と言ってくれるので、ありがたいね」と表情は明るい。
4日の札幌5R新馬戦(芝1500メートル)か、同1Rの2歳未勝利戦(芝1200メートル)でのデビューを本線としており、頭数や相手関係を見極めて決定する方針だ。「ごちゃついて終わるのが嫌だからね。自分の力が出せれば走るのは間違いない」と指揮官。華麗なV発進で、自らの真価を証明してみせる。
提供:デイリースポーツ