京都新聞杯2着の後は秋に備えて放牧に出ていた
ルペルカーリア(栗東・
友道康夫厩舎)。8月6日にノーザンF天栄から栗東へ帰厩し、翌週からはCWで軽く時計を出し始めており、先週は坂路でも時計を出している。
今朝1日は
セントライト記念(9月20日・中山芝2200m)に向けた2週前追い切り。CWコースで、新馬
アドマイヤラヴィに先行する形だったが、前半はゆったりとしたラップを踏んでいく。
4コーナーから最後の直線に向くあたりでスピードに乗って、最後の直線へ。すでに相手も内から追いついて、相手が1馬身ほど前に出た状態でラスト1F標識。こちらは無理に追いかけることなく、手応えに余裕を残した状態でフィニッシュ。そんなこともあり、ゴールでもこちらが遅れる形にはなった。
時計は6F83.5〜5F68.2〜4F53.3〜3F39.0〜1F12.4秒。ゴールを過ぎてから2コーナーあたりでは内を交わして前に出ていたように、まだまだ余力ある走り。やっぱり
パワーがあるし、
菊花賞トライアルに向けて、すごく中身の詰まった状態をつくることができている印象を受ける。
(取材・文:井内利彰)