◎12日(日)中京競馬場で行われるサ
マースプリントシリーズ第6戦、第35回
セントウルステークス(GII)に出走を予定している
ピクシーナイト(牡3、音無)について、追い切り後の
音無秀孝調教師のコメントは以下の通り。
・(今年前半一連のレースについて)もともとス
プリント戦線がいいかなとは思っていました。ただ春は
NHKマイルCがありますからそれを踏まえてのレース選択でした。
シンザン記念は上手くいきましたが、他のレースに関しては距離の長さを感じる内容でしたから、この秋からはス
プリント戦線にします。
・(
CBC賞は)1600mだとハナに行ってしまいますから、試しに行かないレースをしようと福永騎手が努力してくれました。勝てないまでもしっかり差してくれました。これでいいかなと思います。開幕週のいい馬場で内に入れて差す、いいレースをしてくれました。
・(中間の調整は)放牧して順調に過ごしてはくれましたが、この時期にもう一度使うということでいろいろオーナーサイドと相談しました。本当は使わないで(GI戦線に)行きたかったのですが賞金的な厳しさもあり、結果を求めてここを使うことにしました。
・気になるところでは中2週で(GIへの)中山遠征が来ることになりますが、ここをものにしたいので今日もしっかり追い切りました。
・(追い切りは)やればいつも時計は出る馬ですが、先週は自己最速でしたし成長の証は見られます。先週は福永騎手が乗れなかったので今日乗りました。今日もいい動きで福永騎手も納得していたようです。
・(夏を越えての変化は)時計が出るようになりました。もともと跳びが大きい馬なのですがトップスピードに入るのが速いので時計が出るのでしょう。ですから1200mであっても前半に力を温存して差すレースをしたいですね。
・1200mだと行く馬も多く先行争いをする必要はありません、本番のために行かないレースをしたいと思っています。私も福永騎手も1200mのスペシャリストになり得る馬だと思っています。どうか応援して下さい。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI