現地時間12日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたヴェルメイユ賞(3歳上・牝・GI・芝2400m・1着賞金34万2840ユーロ)は、3番手でレースを進めたO.ペリエ騎手騎乗のティオナ(牝3、英・R.ヴェリアン厩舎)が、直線で抜け出すと、5番手追走から伸びた
ディープインパクト産駒スノーフォール(牝3、愛・A.オブライエン厩舎)を振り切って、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分31秒99(良)。
さらに1/2馬身差の3着に、逃げ粘った
ラジョコンダ(牝3、愛・A.オブライエン厩舎)が入った。
勝ったティオナは、父
Sea The Stars、
母Ambivalent、
その父Authorizedという血統の愛国産馬。重賞はこれまで未勝利で、2走前の英
オークス(GI)でもスノーフォールの10着と完敗を喫していたが、この
凱旋門賞前哨戦で見事重賞初制覇を飾った。通算成績はこれで6戦3勝。