9月19日(日)に中京競馬場で行われる
ローズS(GII)に出走予定の
オヌール(牝3)について、追い切り後の
友道康夫調教師のコメントは以下の通り。
「春はまだ成長途上という感じと、きついローテーションだったので(前走は)力を発揮できなかったかなと思います。前走後は北海道の社台
ファームに戻りまして、8月1週に山元トレセン、グリーンウッドを経由して栗東に戻ってきました。入厩当初は10日間くらい楽をさせながら徐々にペースを上げていって、ここまで良い感じで来ています。
1週前の追い切りは変則になりましたが、日曜日に左回りでしっかりやりました。今日は川田騎手が乗って、Cウッドでサッと伸ばして良い追い切りだったと思います。川田騎手からは『春に比べて
パワーアップしてる』という感じのコメントはいただきました。
体重は数字的にそれほど増えていないと思いますが、見た感じもしっかりしてきていますし、いつも乗っている助手の話を聞いても『動きがダイナ
ミックになって良くなっている』ということなので、成長は実感しています。
この馬の場合、母系の良いところも引き継いでいますし、お父さんである
ディープインパクトの軽くて柔らかいところも引き継いでいるような、走って来そうな良い馬だと思います。
競馬に行って乗り難しくはないと思いますので、(1周競馬は)問題ないと思います。
望むところは良い馬場でやりたいんですが、どんな馬場でも力を出してくれると思います。
枠順はどこでも良いんですが、スムーズなリズムの良い感じになれば良いなと思います。
春はなかなか力を出せなかったんですが、ひと夏越して身体も良くなっているので、最後の一冠目指して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI