20日、中山競馬場で行われた
セントライト記念(3歳・GII・芝2200m)は、後方でレースを進めた
田辺裕信騎手騎乗の9番人気
アサマノイタズラ(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)が、直線で外に出されて鋭く伸び、抜け出していた2番人気
ソーヴァリアント(牡3、美浦・
大竹正博厩舎)をゴール前で差し切って、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分12秒3(良)。
さらに1.3/4馬身差の3着に5番人気
オーソクレース(牡3、美浦・
久保田貴士厩舎)が入った。なお、3番人気
グラティアス(牡3、美浦・
加藤征弘厩舎)は9着、1番人気
タイトルホルダー(牡3、美浦・
栗田徹厩舎)は13着に終わった。
勝った
アサマノイタズラは、父
ヴィクトワールピサ、
母ハイタッチクイーン、
その父キングヘイローという血統。近2走の
皐月賞と
ラジオNIKKEI賞は2桁着順に沈んでいたが、秋初戦、
田辺裕信騎手との初コンビとなったここで巻き返して待望の重賞初制覇を果たした。
3着以内に入った
アサマノイタズラ、
ソーヴァリアント、
オーソクレースは、10月24日に阪神競馬場で行われる
菊花賞の優先出走権を獲得した。
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セントライト記念ダイジェスト>
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