26日に中山競馬場で行われる
オールカマー(3歳上・GII・芝2200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2014年はデータの集計対象外とした。
過去10年で最多となる7回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で5回の
ステイゴールドが続き、3回が
ハーツクライとなっている。
ディープインパクト産駒は[2-4-1-7]。昨年は5人気
センテリュオが勝ち、2人気
カレンブーケドールがハナ差2着で入線。15年にも牝馬の
ショウナンパンドラが勝利しており、牡馬[0-3-1-4]、牝馬[2-1-0-3]と牝馬優位の傾向が見受けられる。今年は上位人気と目される
レイパパレほか、
グローリーヴェイズ、
サトノソルタス、
ブレステイキング、
ランブリングアレーの5頭が出走予定。
ステイゴールド産駒は[2-1-2-15]。12年
ナカヤマナイト、19年
スティッフェリオが勝ち馬として名を連ねており、
ディープインパクトと並んで2頭の勝ち馬を出している。また、10年2着
ドリームジャーニー含め、連対した3頭すべてが前走
宝塚記念からの臨戦だった。今年は昨年3着の
ステイフーリッシュほか、
マウントゴールドが出走を予定している。
スクリーンヒーロー産駒は[1-0-0-2]。出走例こそ少ないものの、58kgの斤量を背負いながら16年
ゴールドアクターが危なげのない立ち回りで完勝。なお、11年に59kgで勝利した
アーネストリーも
スクリーンヒーローの父にあたる
グラスワンダーの産駒だった。今年は
ウインマリリンが
スクリーンヒーロー産駒として出走予定。