今年の
シルクロードSで重賞初制覇を果たした
シヴァージ(栗東・
野中賢二厩舎)。今朝23日は次走予定の
スプリンターズSに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWコースで
吉田隼人騎手を背に単走。ただ、単走とはいっても馬の多い時間帯だったということもあり、それなりのプレッシャーがある状況。それでも自分のリズムをしっかりと守りながら道中を駆け抜けていって、余力十分に最後の直線に向いていく。
前方に他厩舎の馬がいたが、これを外から楽々と追い抜いていって、最後まで力強い走り。時計は6F81.0-5F66.2-4F52.0-3F38.2-1F12.4秒と全体が速い上、終いもしっかりという内容だった。
ちなみに
シルクロードSを勝った時も1週前追い切りはCW。ラストの反応は今回の方が良く見えたくらいなので、休み明けにはなるが、いい仕上がりでGIを迎えることができるのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)