現地時間10月3日にフランスのロンシャン競馬場で行われる
凱旋門賞(3歳上牡牝・G1・芝2400m)に出走予定のタルナワ(牝5、
Tarnawa)にはC.スミヨン騎手が騎乗することをアイルランドの一般紙「アイリッシュ・タイムズ」が報じた。
タルナワは
父Shamardal、
母Tarana、母の
父Cape Crossという血統の愛国産馬。アイルランドのD.ウェルド調教師の管理馬。オーナーはアガ・カーン殿下。
2018年7月にデビューした同馬は勝ち上がりこそ4戦目と遅くなったが、その後力をつけて昨年秋には破竹のG1・3連勝。この中には
凱旋門賞と同じ舞台で行われるヴェルメイユ賞も含まれている。
8月のバリーローンS(G3)で今年初戦を迎え、2着に6.1/2差の貫禄勝ち。続いて出走したアイリッシュチャンピオンS(G1)では、今年のフランス二冠馬
セントマークスバシリカには敗れたものの、最後まで勝ち馬に食らいついた。
今年のアイルランドでの2戦は地元のC.キーン騎手が務めていたが、フランスで行われる
凱旋門賞では昨年仏G1・2勝をあげた際のパートナー、C.スミヨン騎手が手綱をとる。
愛ブックメーカー「Paddy
Power」は9月23日時点で、タルナワを3.5倍の1番人気に支持しており、
凱旋門賞最有力の1頭と目されている。