9月26日に中山競馬場で行われる
オールカマー(3歳上・GII・芝2200m)。今回、様々な意味で注目したいのが
ステイフーリッシュ(牡6、栗東・
矢作芳人厩舎)だ。
ステイフーリッシュは
父ステイゴールド、
母カウアイレーン、母の
父キングカメハメハという血統。
2017年12月にデビューし、初勝利。中2週で臨んだ
ホープフルS(GI)では3着に入るなど2歳時から能力の高さを見せており、翌年の
京都新聞杯(GII)で重賞初勝利を飾った。
しかし、この1戦以降は長らく勝利から遠ざかっている。
京都新聞杯以降、重賞に21回出走したが2着5回、3着6回と勝ちきれない競馬が続いている。
オールカマーは昨年3着、さらに芝2200mで見れば、7戦して馬券圏内6回という相性の良い距離。なんとかここで3年以上ぶりとなる勝利を手にしたい。
なお、
父ステイゴールドは現在
JRA重賞勝利数が113。これは
ヒンドスタンと並んで歴代4位タイの数字だ。当然ここで勝利すれば歴代単独4位に浮上することとなる。
同じく
オールカマーに出走している
ステイゴールド産駒マウントゴールドとともに、父に“114勝目”をプレゼントできるかも注目したい。