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【オールカマー予想】言うまでもなく「格」が重要視される別定重量のGII戦

  • 2021年09月26日(日) 06時35分
 優勝馬には天皇賞・秋への優先出走権が与えられるレースで、別定重量のGII戦。言うまでもなく「格」が重要視されるレースだ。中山競馬場で行われた過去10回の勝ち馬を見ると、前走でGI競走を経験している馬が8勝。残る2頭も重賞競走から挑んでおり、特に宝塚記念から挑む馬は、延べ13頭中4勝2着3回3着2回と信頼度は高い。1-3番人気馬は5勝2着8回3着5回。1番人気に限っても3勝2着3回3着1回と人気に応えてくれるケースが多い。

 ◎ランブリングアレー中山牝馬S優勝馬で、ヴィクトリアマイル2着馬。今回はヴィクトリアマイル以来となる実戦となる。2200mの距離経験はないが、2000mでは愛知杯2着含め6戦して1勝2着3回。中山競馬場は中山牝馬Sに勝ったほか、フラワーカップ3着がある。ターコイズSは中山マイル特有の流れでなし崩し的に脚を使わされてしまった感があるので、ゆったり流れる外回りコースは適した舞台ではないか。

 〇レイパパレ大阪杯の優勝馬で前走宝塚記念は2番人気3着。デビューからの連勝記録は「6」で止まってしまったが、この時は馬体重10kg増とスタート直後に隣の馬とぶつかってエキサイトするようなシーンもあったほか、道中のマークも厳しくリラックスして走れるようなシーンはほとんどなかった。最後、1度は交わしたユニコーンライオンに差し返されたのは不満だが、今回は当時よりもメンバーは楽。唯一の国内GIホースとして受けて立つ立場だ。

 ▲ウインマリリン日経賞の優勝馬で、オークス2着。中山競馬場は3勝を挙げている得意なコースで、春の日経賞ではカレンブーケドールワールドプレミアを破っている。瞬発力タイプというよりも、豊富なスタミナから繰り出される息の長い末脚が武器。中山競馬場2200mで行われたアメリカジョッキーCCは6着だったとはいえ不良馬場に泣かされながらも勝ち馬から0.4秒差。巻き返せると判断した。

 香港帰りでもその能力には一目置かざるを得ない△グローリーヴェイズ、今春の目黒記念優勝馬△ウインキートス、堅実な△ステイフーリッシュと久しぶりでも4連勝で昨年の目黒記念を勝った△キングオブコージまで抑えたい。

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