中山11Rの第67回
産経賞オールカマー(3歳以上GII・芝2200m)は2番人気
ウインマリリン(
横山武史騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分11秒9(良)。1馬身半差の2着に5番人気
ウインキートス、さらにクビ差の3着に3番人気
グローリーヴェイズが入った。
ウインマリリンは美浦・
手塚貴久厩舎の4歳牝馬で、
父スクリーンヒーロー、
母コスモチェーロ(母の
父Fusaichi Pegasus)。通算成績は11戦5勝。
レース後のコメント
1着
ウインマリリン(
横山武史騎手)
「
日経賞が良い競馬だったので、1枠1番でしたし、それに似た競馬ができれば良いと思っていました。
ロザムールが逃げて、その後ろに入れて、思い描いたレースが出来ました。
ロザムールと
レイパパレの間を狙おうと思いましたが、狭くて入り切れず、引っ張るようなところもありましたが、勝てたのはこの馬に救われたところがあります。元々力のある馬で、夏を越して普段の角馬場から
リラックス出来るようになって、返し馬でもとても
リラックスしていました。精神的な部分で大きな成長がありました。
(中山4勝は)とても器用な証かなと思います。今日は馬に救われただけなので、自分の技術も馬の力も発揮できるようにレースに臨みたいです」
(
手塚貴久調教師)
「強かったと思います。放牧から戻ってきて
パワーアップしているのが分かりました。調教の動き、仕草から成長したと感じていました。以前はジリッぽいところがありましたが、反応がすぐに出来るようになりました。好走している時は内枠なので、外枠になった時、折り合って走れれば良いと思います。次は予定通り
エリザベス女王杯になると思います」
2着
ウインキートス(
丹内祐次騎手)
「今日は自分が思い描いていたまんまでした。思った通りの乗り方が出来ました。頑張ってくれたと思います」
3着
グローリーヴェイズ(
M.デムーロ騎手)
「久々でゲートの中でイライラして少し出遅れました。道中は自分のペースで行って、早目に動いて、これで良かったと思いましたが、最後は少し脚が甘くなりました」
(
尾関知人調教師)
「休み明けはゲートがうるさいタイプで、そこがあのように(出遅れに)なってしまったでしょうか。あのような展開ですから、
レイパパレを目標に競馬していって、そこには競り勝ちましたし、最後も競り合って伸びていましたが、走り慣れない坂の部分で切れが鈍ったところがあったでしょうか。頑張ってはいました」
4着
レイパパレ(
川田将雅騎手)
「雰囲気が良くレースを迎えました。道中もよく我慢してくれました。早目に動かされた分、ゴール前は苦しくなってしまいました」
7着
ランブリングアレー(
戸崎圭太騎手)
「調子は良さそうでした。スタートは良く、道中、もう一列前で競馬をすれば良かったかなと思います」
ラジオNIKKEI