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凱旋門賞・仏G1」(3日、パリロンシャン)
9度目の挑戦も実を結ばなかった。ブルーム(牡5歳、愛国)とのコンビで世界最高峰の一戦に挑んだ
武豊騎手(52)=栗東・フリー=だったが、最後の直線でズルズルと後退して14頭立ての11着に終わった。
レース前にはA・オブライエン調教師と「行く馬がいなかったら逃げてもいい」とプランを立てていたという。ブルームに騎乗経験のあるデットーリやライアン・ムーアからも「大きな癖はない馬だ」と事前にアド
バイスを受けた。
スムーズに好位のポジションから運んだが、ラストで一気にペースが上がると上位馬に離され11着でゴール。「スタートは遅かったが、うまくリカバリーできたし、ポジション取りは完璧だった。ただ、直線ではあまり手応えがなかったですね。結果は残念ですけど、また来年も絶対に乗りたいと思いました」とレースを振り返り、改めて
凱旋門賞への熱い思いを吐露した。
提供:デイリースポーツ