10日に阪神競馬場で行われる
京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神芝2400mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
エピファネイア産駒は[3-1-1-3]。当該コースでは最多タイとなる3勝を挙げているが、特筆すべきは勝率37.5%・連対率50.0%・複勝率62.5%という好走率の高さだろう。なお、20年
兵庫特別では
ロールオブサンダーが後続に9馬身差を付けて圧勝している。同産駒は上位人気と目される
アリストテレスが出走予定。
オルフェーヴル産駒は[3-4-3-13]。21年
御堂筋S(
ディアマンミノル)、21年
白鷺特別(
アイアンバローズ)、3勝のうち2勝が特別賞となり、平場[1-2-1-10]複勝率28.6%、特別[2-2-2-3]複勝率66.7%、と上級戦で好成績を残していることも特徴のひとつ。同産駒には
アイアンバローズ、
オセアグレイト、
ディアマンミノル、
ヒュミドールの4頭が該当。
キングカメハメハ産駒は[2-4-3-6]。2勝の内訳は、20年甲武特別(
ヒートオンビート)、21年
アザレア賞(
リーブルミノル)。直近1年は勝利数でこそ後塵を拝しているものの、延べ15頭が出走して連対率40.0%・複勝率60.0%という成績は瞠目に値する。同産駒からは当該コースでも勝利実績のある
ヒートオンビートが出走予定。