「サウジアラビアRC・G3」(9日、東京)
1戦1勝で挑む
コマンドラインが6日、美浦Wで軽快な動きを披露。馬なりで5F66秒1-37秒2-11秒5を記録し、
サトノラディウス(5歳3勝クラス)と併入した。騎乗したルメールは「反応は良かったけど、少し重かったかな。ただ、これでスイッチが入ってくれると思う。心身ともに元気いっぱいです」と上々の評価。4カ月ぶりでも、力を出せる状態にある。
新馬戦は好位から抜け出すと、後続に3馬身差をつける快勝劇。国枝師は「抜け出してからの動きは良く、ゴールに向かっていい走りができた」と振り返る。大物感のあるレースぶりで、素質の高さをアピールした
過去、同レースでの
ディープインパクト産駒は17年
ダノンプレミアム、18年
グランアレグリアがVなど〈2111〉と実績を残す。例年、この時期の東京開催は時計が速く、スピードと切れがある同産駒が活躍している。「能力はあるし、期待している」と鞍上も勝利を意識。21年もディープ産駒の素質馬が存在感を示す。
提供:デイリースポーツ