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「重過ぎた…」ルメールが凱旋門賞を回顧

デイリースポーツ
  • 2021年10月07日(木) 07時00分
 今週から秋の東京開催がスタート。今年もリーディング首位を快走するC・ルメール騎手(42)=栗東・フリー=は「少なくとも4週間、追い切りのある水曜は美浦で乗ります」と話し、早速サウジアラビアRCのコマンドライン(牡2歳、国枝)や、土曜デビュー予定のインダストリア(牡、宮田)などにまたがり、精力的に汗を流した。

 囲み取材が一段落すると、話題は先週の凱旋門賞に及んだ。JRAのオッズで13番人気の低評価を覆した勝ち馬トルカータータッソについては、「(02年の覇者)マリエンバードもバーデン大賞からの連勝でした。バーデン大賞は凱旋門賞のいいステップレースなのかもしれませんね」と持論を述べた。

 日本から挑んだクロノジェネシスは7着、ディープボンドは14着に敗戦。「馬場が重過ぎました。クロノに関しては休み明けだったし、外枠も大変だったと思います。今年は仕方ありません…」と深いため息をついた。今年も日本馬の悲願達成とはならなかったが、ルメール自身は気持ちを切り替えて国内に全力投球。毎週のように重賞に有力お手馬を抱える名手が、秋の府中でも大暴れといく。(デイリースポーツ・刀根善郎)

提供:デイリースポーツ

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