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【秋華賞「見逃せない調教師」ベスト3】関西の芝中長距離路線はお任せ! 秋華賞で見逃せないのはこの調教師だ

  • 2021年10月14日(木) 12時43分
 秋華賞の登録馬を管理している19人の調教師のうち、2016年以降の阪神芝2000mの成績をもとに抽出。秋華賞で、馬券的にも「見逃せない調教師」とは?

 3位は中内田充正調教師。37回出走して10勝。3着以内が20回あり、複勝率は54.1%に達する。先週、この条件で行われた新馬戦にもアートハウスを送り込み、3番人気で1着。2番手から危な気なく抜け出す盤石の勝利だった。阪神芝2000mは内回りコースで施行されるため、ある程度の先行力と器用さが求められる条件。しっかりと調教された中内田厩舎が強いのも納得できる。なお、集計期間中、このコースで1番人気に支持された際は[6-3-1-0]とほぼ完璧な数字を残している点も頭に入れておきたい。

 今年はサルファーコスモスが登録(抽選対象)。春にエルフィンSを制した素質馬で、骨折からの復帰初戦となった納屋橋Sでも2着と力は示した。このコース向きの先行力は大きな武器になるだろう。

 2位は斉藤崇史調教師。58回出走して12勝を挙げ、回収率は単複ともに100%を超えている。馬券的な狙い目なら、この斉藤崇史だろう。サマーセントでの20年マーメイドS優勝を筆頭に重賞で[1-2-2-2]。上級条件で強い点も見逃せない。

 今年はジェラルディーナ(除外対象)、ステラリア(抽選対象)が登録。ジェラルディーナは三冠牝馬ジェンティルドンナの3番仔、ステラリアは阪神芝2000mで行われた忘れな草賞の勝ち馬と、出走さえ叶えば、ともに伏兵の資格は十分だ。

 1位に輝いたのは友道康夫調教師。69回出走して17勝、3着内数39回で複勝率は驚異の56.5%。先週の京都大賞典(阪神芝2400m)でもランキング1位の期待に応え、友道厩舎のマカヒキが勝利を収めたように、関西圏の芝中長距離路線では圧巻の強さを誇っている。

 今年は紫苑S3着で権利を獲得したミスフィガロが出走予定。大外からの鋭い脚には見所があり、差し脚が生きる展開になれば侮れない存在。ここは手頃な人気に落ち着きそうだが、2週連続で友道厩舎の管理馬による激走があっても不思議ではない。

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