10月24日(日)に阪神競馬場、芝3000mで行われる
菊花賞。ここへ五大競走追加登録を行って出走を予定しているのが、
ディヴァインラヴ(栗東・
斉藤崇史厩舎)。今朝13日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
福永祐一騎手を背に、CWでの3頭併せ。6F標識では先頭の
マンオブスピリットから4馬身ほど離れた位置から追走。その3馬身後ろに
ディクテイターがいるという隊列だった。
隊列が少しずつ差を詰めてきて、4コーナーから最後の直線へ。ここで持ったまま、先頭に並びかける
ディヴァインラヴ。
ディクテイターはそこから少し遅れてしまい、ラスト1Fでの追い比べでは、完全に
ディヴァインラヴが抜け出す形で先着となった。
時計は6F84.9〜5F69.0〜4F53.6〜3F39.0〜1F12.1秒。数字は決して速くないが、動きに余裕がある走りは印象的。2走前に芝2600mを勝っているとはいえ、当時は52キロ。斤量が増えて、距離も400m延びる上、レースの格はGI。厳しい状況には間違いないが、素晴らしい状態にあるのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)