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秋華賞・G1」(17日、阪神)
真っ白な馬体が、抑えの利いたゆったりしたキャンターで登ってきた。
ソダシは15日朝、栗東坂路で4F62秒5-14秒1をマーク。気力充実の良好な仕上がりをうかがわせた。またがった北村助手は「いつもの追い切り明けと同じ感じ。変わりなく順調だよ。馬は
パワーアップしたけど、コントロールは利いている。心配は全然していない」と自信ありの口ぶりだった。
絶好とも言える2枠4番をゲット。同助手は「どこに入ったってプレッシャーを受けるのは変わりない」と切り出したが、
桜花賞と全く同じ枠番には吉兆を感じた様子。「そういえば同じだね。良かった良かった」。
今浪厩務員も「スタートは速いし、枠は気にならない。(逃げそうな)
エイシンヒテンがすぐ外?向こうが出てビューっと行ってくれれば、こっちは関係ないでしょう。見て行けるし」と前向きだ。
地力発揮のかなう状態には仕上がった。あとは無事に仁川へ送り出すことに陣営は一丸だ。同厩務員が言った。「緊張するのはいつものことやと思ってやっている。無事に上がってきてくれれば。競馬はもう(吉田)隼人に任せるしかしょうがないもん」。泰然自若の構えで、決戦の時を待つ。
提供:デイリースポーツ