「
秋華賞・G1」(17日、阪神)
紫苑S3着の
ミスフィガロは15日、栗東坂路を4F63秒7-15秒3でさらっと駆け上がり、体調を整えた。友道師は「追い切り後も体は減ってないよ。順調そのもの。落ち着きがあるのもいいね」と状態に太鼓判を押す。
事前発表馬体重は428キロと、出走馬の中で最軽量。それでも調教では小さな体をゴムまりのように弾ませており、「春先はひ弱な感じだったが、今は体がしっかりしてきた」と成長を感じる。全兄に18年ダービー馬
ワグネリアンを持つ良血馬が、夏を越して素質が開花し、末脚に磨きが掛かってきた。
枠番は大外の8枠16番に決まった。師は「競馬は内の方が有利なんでね」と言いながらも、「ゲートが課題なので偶数はいいんじゃないかな」と前向きに捉えた。鞍上の藤岡康は、先週の
京都大賞典で同じ勝負服の僚馬
マカヒキを5年1カ月ぶりの勝利に導いた立役者。話題のチームが今週も大仕事をやってのける。
提供:デイリースポーツ