阪神11Rの第26回
秋華賞(3歳GI・牝・芝2000m)は4番人気
アカイトリノムスメ(
戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分01秒2(良)。半馬身差の2着に2番人気
ファインルージュ、さらに半馬身差の3着に3番人気
アンドヴァラナウトが入った。
アカイトリノムスメは美浦・
国枝栄厩舎の3歳牝馬で、
父ディープインパクト、
母アパパネ(母の
父キングカメハメハ)。通算成績は7戦4勝。
レース後のコメント
1着
アカイトリノムスメ(
戸崎圭太騎手)
「今日は
アイドルホースの強い馬がいましたけれども、最後の一冠ということでこの馬に乗せて貰ったのは嬉しかったですし、勝つことができて良かったです。ある程度良いポジションは取って・・・と思っていて、それに応えて二の脚もついてくれたので自分のリズムで良いポジションで行けました。
手応えはありましたが、前に1頭いましたので、それを見る形で行けました。直線も伸びてくれて強い競馬だったと思います。今日の雰囲気を見てももう一段今までよりも上がったなという感じで返し馬からレースに行けましたし、今後が楽しみになりました。この血統で今まで沢山兄弟に乗せて貰って結果が出なかったんですが、こうやってGIを勝つことができて嬉しく思っています。まだまだ成長すると思いますし、これからが楽しみです。応援よろしくお願いします」
2着
ファインルージュ(
C.ルメール騎手)
「精一杯走ってくれました。直線もよく来ていますが坂を上がって疲れてしまいました。ずっと冷静に良い競馬をしてくれました。いずれGIを勝つことができると思います」
3着
アンドヴァラナウト(
福永祐一騎手)
「イメージした感じで行けましたし、
ソダシを交わす時の脚はすごく速く、勝ったと思いましたが・・・。厩舎が上手く調教してくれましたし、馬もよく走ってくれました。成長途中の中、やれることを証明してくれましたし、来年がまた楽しみです」
4着
エイシンヒテン(
松若風馬騎手)
「スタートが決まりました。右回りはスムーズでした。マイペースでプレッシャー無く自分のペースで競馬を運べました。最後はバッタリ止まっていません。よく辛抱してくれています。前走より具合の良さは伝わっていました。このメンバーで好走できました。今後が楽しみだと思います」
5着
スライリー(
石川裕紀人騎手)
「すごく良い競馬、とにかくいい競馬でした。初めての阪神にも冷静に対応してくれました。こういう競馬を重ねてくればもっと色々な競馬が出来るようになると思います。今日はムキにならなかったことも良かったです」
6着
ステラリア(
武豊騎手)
「少しスタートが良くなく、すぐ切り替えました。ラストは良い脚を使っていますが、良くなるのは先だと思います」
7着同着
アールドヴィーヴル(
松山弘平騎手)
「スタート良く、リズム良く運べて、折り合いもつきました。いつもより位置は前になりましたが、リズムは良くリズムを大事に乗りました。良い形かと思いましたが速い馬場に最後は苦しくなってしまいました。もう少し渋ってくれた方が良かったです。3冠レース全てに出走して馬は頑張ってくれました」
10着
ソダシ(
吉田隼人騎手)
「ファンの期待に応えられず申し訳ない気持ちです。ずっと競馬を使ってきて、今日はポケットから出たくなかったり、ゲートを苦しがるそぶりがあったり、競馬を嫌がるそぶりがあったかもしれません。イメージ通りの競馬は出来たのですが苦しくて走れませんでした。楽なペースだったのですが、今日は、いつもの感じではありませんでした」
11着
スルーセブンシーズ(
大野拓弥騎手)
「上手く流れに乗ったと思いますがなしくずしに脚を使ってしまった感じです」
13着
ユーバーレーベン(
M.デムーロ騎手)
「スタートして、少し行きっぷりが良くなかったですね。馬場も硬く、追走が大変でした。3コーナーから4コーナーは反応がありませんでした。直線に向いたらバタバタになってしまいました」
15着
クールキャット(
和田竜二騎手)
「ゲートは出てくれました。内はひしめき合っていました。でも折り合いはしっかりついていました。3コーナーあたりから内にモタれだしました。もう少し先かも知れません」
ラジオNIKKEI