現地時間16日、イギリスの
アスコット競馬場でG1・英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス(3歳上牝・芝2390m・8頭立て)が行われた。
道中は3番手を進んだ4番人気エシャーダ(
Eshaada、牝3、J.クロー
リー騎手)と、これをマークする位置を進んだ2番人気アルバフ
ローラ(Albaflora、牝4、R.
ライアン騎手)が直線で外から進出し、一騎打ちの態勢に。
ゴール前まで繰り広げられた追い比べをエシャーダが短頭差で制した。勝ちタイムは2分34秒05(稍重)。
単勝1倍台の1番人気に支持された
ディープインパクト産駒スノーフォール(
Snowfall、牝3、R.ムーア騎手)は、後方から先に抜け出した2頭を追ったが前を脅かすには至らず、アルバフ
ローラから3.1/2馬身差の3着に敗れた。
エシャーダは父が
Danzig系の
Muhaarar、
母Muhawalah、母の父Nayefという血統。イギリスのR.ヴェリアン厩舎の管理馬。
通算成績は5戦3勝で、これが重賞初制覇。前走はスノーフォールが勝ったヨークシャー
オークス(英G1)で7頭立て7着だったが、一気に巻き返してのG1戴冠となった。