現地時間16日、イギリスの
アスコット競馬場でG1・クイーンエリザベス2世ステークス(3歳上・芝直線1600m・10頭立て)が行われた。
道中は好位を進んだ1番人気
パレスピア(
Palace Pier、牡4、L.デットーリ騎手)と、その1列後ろ、これを見る位置を進んだ2番人気
バーイード(
Baaeed、牡3、J.クロー
リー騎手)がラスト200m付近から抜け出し、2頭の一騎打ちの態勢。
勢いで勝るのは外の新星
バーイード。欧州マイル王者
パレスピアも懸命に内で粘りを見せるが抗しきれず、
バーイードがクビ差をつけて先着を果たした。勝ちタイムは1分42秒57(稍重)。
バーイードは父
Sea The Stars、
母Aghareed、母の
父Kingmamboという血統。イギリスのW.ハガス厩舎の管理馬。重賞は2走前のサラブレッドS(英G3)、前走のムーランドロンシャン賞(仏G1)に続き3勝目。通算成績は6戦6勝。
鞍上のジム・クロー
リー騎手、オーナーのShadwell Estate Company Ltdは、1つ前の英チャンピオンズフィリーズ&メアズSをエシャーダで制したのに続き、G1連勝となった。