本当に早いもので、今季もいよいよ「残り3週間」というところまで進んできました。17日(日)には道内各地で「初雪」も観測されるなど、北の大地は“短い秋”から“長い冬”へのシフトが一気に進んでいくことになりそうな気配。今週以降、門別競馬
グランシャリオナイター開催を現地でお楽しみいただく予定の皆様には、くれぐれも十分に暖を確保できる服装等でお越しいただければと思います。よろしくお願い致します。
さて、19日のメイン12Rは門別最短距離の「1000m外回り」が舞台の準重賞「さまにオープン」です。地元戦のこの距離では2歳時から圧倒的なスピードを見せ続け、負けなし5戦5勝の
アザワクがエントリーしてきたことで他陣営が挑戦を避けたか、出走ラッシュとなりやすいシーズン最終盤のこの時期としては珍しい印象の「8頭立て」ということになりました。
もちろん、2週後のシーズン最終日=11月4日(木)に古馬短距離の頂上決戦「道営ス
プリント/H1・1200m外回り」が控えており、1200mが主戦場である古馬トップホースの大半はそこ一本で調整されていることもあるわけですが、他に
タイトルホルダーが10歳馬
カツゲキライデン一頭のみという組合せとなった以上、春季のダート
グレード競走「
北海道スプリントカップ/JpnIII・1200m外回り」でも4角手前まで
JRAオープン馬たちを堂々先導したほどのスピードを見せつけ、今季3勝目をつかみ取るシーンに期待が高まります。
スピード的に、快足
アザワクが刻むペースでも何とか追走できそうな先行勢は、
JRA在籍時に1000mで3勝を挙げている
ダノンチャンスや、今季いずれも1200m外回りのA1下特別を2連勝するまで力を付けてきた
グレイトダージー辺りに限られそう。これら前付けの組が長い直線で脚を失くすようなら、末脚の伸びに期待を懸けられる
カツゲキライデンや
タフチョイス、
カレンエクスカリバらが浮上してくる場面があるのかもしれません。
兎にも角にも、門別1000m=5戦5勝&重賞2勝の
アザワクの速力が注目される準重賞「さまにオープン」の発走時刻は20時40分です。お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)