7歳にして、初めて
天皇賞・秋(10月31日・東京芝2000m)への出走となる
ペルシアンナイト(栗東・
池江泰寿厩舎)。今朝20日はレースに向けた1週前追い切りが行われている。
2回目のハローが終了した直後のCWに正面から入場。
キングサーガが先頭、これに
マンインザミラーが続いて、それらを一番後ろから追いかけるという隊列だったが、馬場入り時から舌を出していた。
向正面、5F標識あたりでの先頭との差は1秒ちょっと。3コーナー手前から先頭がラップを遅くしたこともあり、3、4コーナーの中間あたりでは前後の差が詰まって、そのまま最後の直線へと向いてくる。
ここで内を回っている
ペルシアンナイトが楽々と1馬身ほど前に出る。よって、あとは手綱を抑える形で外が並んでくるのを待ち、
キングサーガが並んだかどうかというところでゴール。時計は6F81.5〜5F67.2〜4F52.8〜3F38.0〜1F11.6秒と速く、
札幌記念(8月22日)以来でも、順調に仕上がっていることを確認できるような動きだった。
(取材・文:井内利彰)