10月31日(日)に東京競馬場、芝2000mで行われる
天皇賞・秋。ここに昨年の牡馬三冠を達成した
コントレイル(栗東・
矢作芳人厩舎)が登録。今朝20日はレースに向けた1週前追い切りが行われている。
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福永祐一騎手を背に正面から入場。
ダノンファラオが先頭、これに
ホウオウアマゾンが続き、一番後ろから
コントレイルという隊列。3頭すべてが重賞勝ち馬のゼッケンという豪華な併せ馬となった。
向正面、6F標識の地点で先頭との差は2秒近くあり、3コーナーでは前もラップを速めたので、そのタイミングで、
コントレイルも少し気持ちの入った走りで前との差を詰めていく。ただ、行きたがるといった素振りには見えなかった。
最後の直線に向いてからも、前との差はかなりあったが、一完歩ごとに差を詰めていき、ラスト1F標識手前では半馬身ほど前に出る。そこからは2頭を引き離していく、素晴らしい動きだった。
時計は6F79.6〜5F64.6〜4F50.3〜3F37.3〜1F12.4秒。
大阪杯(4月4日)以来のレースとなるが、1週前追い切りの動きはまさに連勝時と遜色ない機敏さを確認することができた。
(取材・文:井内利彰)
※お詫び
記事内、「これに
バスラットレオンが続き」→「これに
ホウオウアマゾンが続き」の箇所を修正いたしました。
(10月20日14時14:55分)