11月3日(祝・水)に
金沢競馬場、ダート2100mで行われる
JBCクラシック。ここに出走予定の
ダノンファラオ(栗東・
矢作芳人厩舎)が今朝27日、レースに向けた追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した直後のCWへ
坂井瑠星騎手(レースは
横山武史騎手が騎乗予定)を背に正面から入場。先週は
コントレイルを相手に先導したが、今回は3頭併せの一番後ろ。
向正面、6F標識の地点で先頭
ラインオブダンスとの差は1秒以上。しかも、先頭はかなり速いペースでラップを刻んでいくので、その差はなかなか詰まることがない。しかもハロー明けということで他厩舎の追い切りもあり、3コーナーでは競馬のような密集具合だった。
そこを内から前2頭に並んでいき、ラスト1F標識手前で半馬身ほど抜け出すと、そのまま先着してゴール。前走のCWではゴール前に余力ない動きというイメージだったが、今回は余力十分。それでいて、時計は6F78.1〜5F63.9〜4F50.3〜3F37.5〜1F12.5秒だから、型通り、ひと叩きして良化してきた印象を受ける。
(取材・文:井内利彰)