2006年
皐月賞、ダービーを制し、07年に
天皇賞・春秋連覇を果たした
メイショウサムソン(牡18歳)が28日、種牡馬を引退したことが分かった。功労馬として引退馬協会が受け入れ、同日、繋養先の
イーストスタッド(北海道浦河町)からひだか・ホース・フレンズ(同日高町)へ移動した。
イーストスタッドの佐古田直樹
マネージャー(48)は「温厚な性格で、扱いやすい馬でした。ファンが多いですし、引退馬に目を向けてもらうという意味でも、彼にしかできない役割があると思います」と語った。
同馬は05年7月に小倉でデビュー。06年ス
プリングSで重賞初制覇を飾ると、
皐月賞、ダービーを勝利し2冠を達成した。07年には
天皇賞・春秋連覇を決め、08年には前年に馬インフルエンザのため遠征できなかった
凱旋門賞に挑戦(10着)。同年、
有馬記念8着を最後に引退して種牡馬入りした。通算成績27戦9勝(うち海外1戦0勝、重賞はG1・4勝を含む6勝)。
産駒には
デンコウアンジュ、
フロンテアクイーン、
ルミナスウォリアーなどの重賞ウイナーをはじめ、多くの活躍馬を輩出している。
提供:デイリースポーツ