現地時間30日、
オーストラリアのフレ
ミントン競馬場でG1・ヴィクトリアダービー(3歳・芝2500m・16頭立て)が行われた。
道中は後方馬群の中を進んだのが1番人気のヒトツ(
Hitotsu、牡3、J.
アレン騎手)。直線で前が開くと1頭次元の違う脚で追い込み、先に抜け出した3番人気タイの
アレグロン(セ3、B.プレブル騎手)をラスト200m付近でとらえ、最後は1.75馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分37秒32(稍重)。
ヒトツは父
モーリス、
母Love is Fickle、母の
父Redoute's Choiceという血統の豪州産馬。同国のC.マー&D.ユースタス厩舎の管理馬。
2走前に芝1350mの未勝利戦で初勝利。前走は芝1600mのコーフィールドギニー(豪G1)で5着だった。通算成績は6戦2勝。
父の
モーリスは日本の繁殖オフシーズン、豪州の
アローフィールドスタッドで、シャトル種牡馬としてけい養されている。産駒は今年の
スプリンターズSを制した
ピクシーナイトに続きG1・2勝目。
※馬齢は現地表記に準ずる。