競馬は秋の
ハイシーズン真っ盛り。10月30日の阪神競馬でも新馬戦が3鞍組まれるなど、新たなスター候補たちが続々とデビューの時を迎えている。
ところでみなさま、「
ミツバ」と言う名前を覚えているでしょうか。19年の交流G1・
川崎記念を制したあの馬です。
20年末に現役を引退し、その後は馬事公苑に移動。さらに今年の初め頃、阪神競馬場で誘導馬になることが決まっていました。
そしてこの日、ついに誘導馬としてデビュー。先輩誘導馬と一緒に仕事をこなしています。初舞台なので、多少の緊張もあるのかなと思ったのですが、騎乗者によると「かなり
リラックスしてますよ」とのこと。
さすがに50戦を越えて息の長い活躍を見せた
ミツバ。初舞台にも堂々とした振る舞いです。これからも長く、競馬場で姿を見られるといいですね。
ちなみにこの日の新馬戦、4Rでは
ミツバも所属した加用厩舎から
マルブツプライドが勝利。調教師からは「いい勝ちっぷり、成長が楽しみ」といった言葉が寄せられました。偉大な厩舎の先輩に続いて欲しいですね。
(写真と文 デイリースポーツ・石湯恒介)
提供:デイリースポーツ