「
天皇賞(秋)・G1」(31日、東京)
注目の一戦を制したのは、3番人気の
エフフォーリア。2着は1番人気の
コントレイル、3着が2番人気
グランアレグリアと“3強”が見応えのある走りで上位を独占した。
悔しい、悔しい銀メダルだ。1番人気に支持された昨年の無敗3冠馬
コントレイルは1馬身差の2着に敗れた。矢作師は「状態は良かったし、負けてはいけないレースだった。1番人気だったので申し訳ない。ただ勝った馬が強かった」と残念そうにつぶやいた。
道中は中団の8、9番手を追走。福永は「勝った馬の位置で競馬をしたかった」と振り返る。直線で外へ出し、懸命に追ったが、
グランアレグリアを首差かわすのが精いっぱい。勝ち馬は最後までつかまえられなかった。「だんだんゲートの中でうるさくなってきた。きょうは、何とかゲートを出てくれたが…。ラストは内にモタれて苦しそうなしぐさを見せていた。それでも伸びていたけど、あと100メートルのところでその差は詰まらなかった」と主戦は肩を落とした。
引退へ、残すところ
ジャパンC(28日・東京)のみ。指揮官は「また、ラストランに向けてしっかり仕上げ直します」と前を向き、有終の美を飾ることを誓った。
提供:デイリースポーツ