「ファンタジーS・G3」(6日、阪神)
小倉2歳S2着の
スリーパーダが出世レースに挑む。半姉に16年
オークス馬
シンハライトがいる良血馬。前走後は放牧を挟んで丹念に調整した。斉藤崇師は「順調です。体は変わらずに400キロくらいですが、能力はありますからね。折り合いさえつけば」と、1Fの距離延長を鍵に挙げる。
1週前追い切りは、岩田望を背に栗東坂路で
エルカスティージョ(3歳2勝クラス)と併せ馬。後方から追走して最後は半馬身遅れたが、自己ベストの4F51秒6の好時計を刻んだ。鞍上は「前走の最終追い切りも乗りましたが、いい馬です。時計も出ていたし、すごく一生懸命走ってくれます」と上々の感触だ。
18年
ダノンファンタジー、19年
レシステンシアと、勝ち馬が次戦で2歳女王に輝いた若き乙女の登竜門。「
ナムラクレアに前走で負けていますけど、同じくらいの力はあると思う。小さいけど、頑張ってほしいですね」と力を込める。先週4勝を挙げ、全国リーディング7位に浮上した21歳の若武者の手綱で、人馬ともに初の重賞タイトルをつかみ取る。
提供:デイリースポーツ