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【京王杯2歳S】ラブリイユアアイズ 父ロゴタイプほうふつ、23年ぶり牝馬Vへ

デイリースポーツ
  • 2021年11月03日(水) 06時02分
 「京王杯2歳S・G2」(6日、東京)

 父の名声を高めたい-。新種牡馬ロゴタイプ産駒ラブリイユアアイズが、重賞初制覇&98年ウメノファイバー以来23年ぶり牝馬Vを狙って府中に参戦する。初の左回りや初の輸送競馬などクリアすべき材料は多いが、競馬センスの高さはまさに父譲り。無傷2連勝でクローバー賞を快勝した脚力を発揮する。

 札幌で新馬戦-クローバー賞を快勝し、無傷V2を飾ったラブリイユアアイズ。抜群の行きっぷりから先行して押し切るスタイルは、13年皐月賞などG1を3勝した父ロゴタイプをほうふつとさせる。ここで結果を出せば、来春に向けて夢が膨らみそうだ。

 前走後は宮城県の山元トレーニングセンターへの放牧を挟み、10月14日に帰厩。28日には美浦Wで6F82秒9-37秒4-12秒0をマークし、3頭併せで併入した。黒岩師は「動きはいいが、1週前の段階では馬体の皮膚感や脚元のむくみといった体調面に、まだ良化の余地がありました。それも今週になって状態が上がってきましたね」とうなずく。

 火曜朝は美浦坂路を4F68秒6で駆け上がり、翌日の追い切りに備えた。「現状はトモが緩くてハミ掛かりが良過ぎる面があるなど、まだ粗削り。舞台が東京に変わってどうなるか」と指揮官はここが試金石と見立てる。

 無傷3連勝での重賞初制覇へ。「懸念材料はなかなか体重が増えてこないところだけですね。それでも動きは上向いているし、ここは力試しの一戦だと思っています。いいチャンレンジができれば」と期待を寄せた。鞍上の団野とは3戦連続のコンビ。若きタッグで大舞台への道を切り開く。

提供:デイリースポーツ

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