6日(土)に東京競馬場で行われる第57回
京王杯2歳ステークス(GII)に出走予定の
ヴィアドロローサ(牡2歳、美浦・加藤征厩舎)について、追い切り後の
加藤征弘調教師のコメントは以下の通り。
(ここまで2戦2勝、この馬の現時点での評価は?)
「最初は少し幼いところがあって、その馬体の割には競走成績が良かったので、逆に驚いているくらいです」
(2戦とも違う内容での勝利について)
「初戦は新馬ということもあって、好発を切って、そこまで速くないペースを2番手で追走できました。2戦目はさすがに既走馬相手に前半のペースも流れて、そうなると前半のスピードに対応は、なかなかできなかったんですが、馬の後ろから外に出して、しっかり反応したという形だと思います」
(その後の調整は?)
「夏場は一度9月にレースを使って、ひと息入れて、5週間くらい前に厩舎に戻ってきました。それから週を追うごとに負荷を強めて、先週はかなりハードな追い切りで仕上げました。古馬と併せて、その馬の脚力をさらに上回る動きで、最後のひとハロンを駆け抜けていったので、状態はさらに上向いていると思います」
(今朝の追い切りの内容について)
「ウッドコースを単走で追い切りました。先週かなりハードな調教を課しましたので、今週は併せることなく単走で、この馬のペースで、ハードワークにならないようにやりました。
横山武史騎手からは『手応えがあまりに良すぎて大変だった』という話しがありました」
(今回の1400メートルについては)
「1200メートルで追走に戸惑うというか、忙しいところがありましたので、1400メートルで逆に競馬はしやすくなると思います。今回のレースをしっかりと見て、その走りで、今後の方針が決まってくると思います。デビューしてからしっかりと連勝させていただいて、馬の状態もさらに上向いて少しずつ成長しています。今回の走りで結果が出れば、今後も楽しみになりますので、応援宜しくお願いします」
(取材:木和田篤)
ラジオNIKKEI