現地時間11月6日(土)にアメリカ合衆国
カリフォルニア州の
デルマー競馬場で行われた
ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(3歳以上G1・牝馬・芝2200m)は日本から参戦した1番人気
ラヴズオンリーユー(牝5、栗東・
矢作芳人厩舎)が勝利した。勝ちタイムは2分13秒87。2着に8番人気マ
イシスターナット(米)、3着に2番人気
ウォーライクゴッデス(米)が入った。
レース後のコメント
1着
ラヴズオンリーユー(
川田将雅騎手)
「なかなかきつい流れで思い通りではありませんでしたが、最善を尽くせたと思います。最後の直線も良いコースを走ってくれて、しっかりと勝ち切ってくれました。本当に嬉しいです。興奮して覚えてはいませんが、ゴール板を通過した後は思わず拳を握ってしまったかもしれません。
今回の遠征にあたり、日本の関係者やファンの想いを叶えることができて嬉しく思います。関係者の皆様に感謝したいです。また、この舞台に立つことができて誇りに思います」
(
矢作芳人調教師)
「海外遠征に来てこれほど順調に来られるようなことはなかなかありませんし、力的にも
ラヴズオンリーユーは一番強いと思っていましたので、自信をもって送り出しました。道中は厳しい位置取りになってしまいましたし、レース展開も決して良いものではありませんでした。それだけに馬の強さが際立っていたと思います。
ジョッキーも非常にガッツある騎乗でしたし、一緒に勝つことができてこんなに嬉しいことはありません。日本で弟子の
坂井瑠星が重賞を勝って、良い勢いをつけてくれました。アメリカ最大の競馬の祭典であるブ
リーダーズカップで日本の競馬の力を見せることができて良かったです」
(
JRA発表による)
ラジオNIKKEI