現地時間5〜6日にかけて、アメリカのデルマ―競馬場で行われた今年のブ
リーダーズCデー。6日のフィリー&メアターフ(G1・芝2200m)を
ラヴズオンリーユーで制し、日本馬初のブ
リーダーズC制覇を達成すると、続くBCディスタフ(G1・ダート1800m)も
マルシュロレーヌで勝利し、ダート競馬の本場アメリカで日本馬によるダートG1初制覇。管理馬2頭がいずれも勝利するという偉業を成し遂げた矢作調教師から最新コメントが寄せられた。コメントは以下の通り。
【矢作調教師のコメント】
「皆さん、日本から応援、ありがとうございました。こんな幸せな調教師はいません。本当にうれしすぎて、言葉がありません。
馬に感謝、それからすごい仕事をしてくれたスタッフに感謝、関わってくれたすべての人に感謝しています。そして、日本から応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました。力をもらいました。
ラヴズオンリーユーに関してはけっこう自信あったので、勝てるという選択をしたつもりですし、その通りのレースをしてくれて大変誇らしいです。
マルシュロレーヌに関しては、“芝でも走れる馬を連れてくるのがアメリカのダートに合っている”という自分の考えが適合したことが何よりもうれしかったですけども、正直、半信半疑でした。勝つまではどうかなと思っていたんですけど、ダート競馬で世界一の牝馬になってくれて、こんなうれしいことはないですね。
やはりアメリカのダートで勝てたということが、何よりも今後の日本競馬のための指針になったのではないかなと思いますし、やはり挑戦しないことには何も始まりません。
挑戦して良かったなと思いますし、今後、若い人たちがもっともっと挑戦を続けてくれれば、日本競馬が世界を席巻することも可能なんじゃないかなと思っています。今はとにかく、うれしいです」