阪神11Rの第11回
みやこS(3歳以上GIII・ダート1800m)は5番人気
メイショウハリオ(
浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分50秒8(良)。ハナ差の2着に6番人気
ロードブレス、さらに2馬身半差の3着に10番人気
アナザートゥルースが入った。
メイショウハリオは栗東・
岡田稲男厩舎の4歳牡馬で、
父パイロ、
母メイショウオウヒ(母の
父マンハッタンカフェ)。通算成績は13戦5勝。
レース後のコメント
1着
メイショウハリオ(
浜中俊騎手)
「2着馬が外から来て、そこからもうひと踏ん張りして、馬がこらえてくれました。本当はもう少しスタートを上手に出てと思いましたが、遅れてしまいました。しかし1コーナーまでに、リカバリーできる範囲で迎えることが出来ました。その後は前に有力馬を見ながら、道中、狭く苦しいところで運びましたが、今の馬の充実ぶりを見せて、よく伸びてくれました。
前走のレースで内を捌いて馬の間からの競馬をしていましたので、そのイメージに近いレースが出来ればと思っていました。前走の経験があってこそ、抜けてくれたと思います。まだ4歳、これからどんどん伸びていくと思いますし、これからの成長が楽しみです」
2着
ロードブレス(
坂井瑠星騎手)
「前回より馬は良くなっていました。この差だけに勝ちたかったです。良くなる感じは残していて、楽しみです」
3着
アナザートゥルース(
松山弘平騎手)
「スタートは良く、自分の競馬をしようと思っていました。能力はありますし、馬に嫌気がささないような競馬を意識しました。最後まで頑張ってくれていました。改めて力があると思いました。揉まれる時の課題はありますが、徐々に良くなっていけばいいと思います」
4着
プリティーチャンス(
藤岡佑介騎手)
「枠順が痛かったですね。内に入れず、下げる形になりました。それでも昇級戦。外、外を回っての着順ですから、非常に力はあると思いますし、チャンスはあると思います」
5着
メイショウムラクモ(
柴田善臣騎手)
「レースとしては良かったと思いますし、これから力をつけてくれればと思います。欲を言えば、プラス体重で出たかったです」
6着
クリンチャー(
武豊騎手)
「形としては悪くなかったと思いますし、4コーナーでは形もできましたが、意外と直線伸びませんでした」
7着
スワーヴアラミス(松田大作騎手)
「ゲートがあまり上手く行かず、あの位置になりました。そのあたりが難しいですね。感じとしては悪くなかったのですが......」
12着
オーヴェルニュ(
和田竜二騎手)
「良い位置で運べたと思いますが、3コーナーでペースアップした時に全くついていけませんでした。初めて乗ったので何とも言えませんが、久々のせいか、馬群の中にいたからか分かりませんが、こんなものではないと思います」
13着
ダンビュライト(
松若風馬騎手)
「スタートも決まり、ダートの走りは悪くなかったですが、道中でペースが上がったところでやめてしまい、気持ちが続かなかったと思います」
ラジオNIKKEI