「
エリザベス女王杯・G1」(14日、阪神)
秋2戦目の
レイパパレがG12勝目を狙う。復帰戦となった
オールカマーは4着。高野師は「行きたがるところを御しながらの競馬。実際よりエネルギーも使ったと思うが、よく頑張ってくれた」と評価する。今回は実戦では初騎乗となるルメールとのコンビ。「馬のコンディションを万全にして、誰が乗っても乗りやすい状況をつくっておきたい」と指揮官。牝馬同士の一戦で本領を発揮する。
秋華賞を制した
アカイトリノムスメも上昇一途だ。
オークス2着以来、ぶっつけ本番となった前走でG1初制覇。1週前追い切りは美浦Wで3頭併せを行い、軽快な脚さばきを披露した。国枝師は「予定通り。息をつくっておけば大丈夫。体に張りも出たね」と上積みを実感する。一気に古馬撃破といくか。
オールカマーで
レイパパレなどを破り、重賞3勝目を飾った
ウインマリリン、同2着の
ウインキートスもG1タイトル奪取に向けて虎視たんたん。
クイーンSで重賞2勝目を飾った
テルツェットに加え、
デゼル&
ランブリングアレーの良血2馬頭で臨む友道勢など、伏兵陣も多彩だ。
提供:デイリースポーツ