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デイリー杯2歳S・G2」(13日、阪神)
末脚自慢の牝馬
スタニングローズが、伝統の2歳重賞獲りを狙う。前走のサウジアラビアRCは、メンバー最速の上がり3F33秒2で3着。好発進を決めたものの、前にいた馬がなかなかスピードを上げず、外からかぶせられて下げる形になったのが災いした。高野師は「運もありませんでした。ただ、能力は感じましたよ」と決して悲観はしていない。
今回がデビュー5戦目。「数も使っていてどうかと思いましたが、馬の回復がいいのでチャレンジしようとなりました」と参戦理由を説明する。中間は短期放牧を挟んだが、「体も増えて戻ってきました」と、そのたくましさに目を見張った。
新馬戦2着時以来の吉田隼とのコンビ。師は「デビュー前から乗って素質は存分に感じてくれていますしね。馬もいろいろな経験をしてくれていますし、勝っている舞台ですから」と期待大だ。
エリザベス女王杯に出走する先輩僚馬
レイパパレとともに、土日重賞Vを成し遂げてみせる。
提供:デイリースポーツ