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デイリー杯2歳S・G2」(13日、阪神)
軽快なフットワークが、仕上がりの良さを物語っていた。デビュー2連勝で新潟2歳Sを制した
セリフォスは10日、藤岡佑を背に栗東CWで単走。序盤はゆったりと入って、半マイルから徐々に加速。直線も促す程度だったが、首をしっかりと使って、4F55秒3-39秒5-12秒3で弾むようにフィニッシュした。
2週連続で騎乗した鞍上は「順調だと思います。きょうは上がりだけでしたが、いい感じでレースに向かえそうですね」と上々の感触を伝える。中内田師も「先週しっかりと負荷をかけて体もできているので、今週は半マイルだけ。時計もしまいの反応も良かったですね」と、納得の表情を浮かべた。
朝日杯FS(12月19日・阪神)と同じ舞台で行われる重要な前哨戦。「いい形で次につながるレースができれば」と、藤岡佑は大一番を見据える。初の右回りを克服し、胸を張って本番へと駒を進めてみせる。
提供:デイリースポーツ