13日、阪神競馬場で行われた第23回
京都ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3140m)は、最終3コーナー前の障害飛越をきっかけに先頭に立った熊沢重文騎手騎乗の2番人気
ケンホファヴァルト(牡8、栗東・
森秀行厩舎)が、そのままゴールまで押し切り、直後から迫った1番人気
タガノエスプレッソ(牡9、栗東・五十嵐忠男厩舎)を3/4馬身差振り切って優勝した。勝ちタイムは3分28秒3(良)。
さらに3.1/2馬身差の3着に3番人気
ホッコーメヴィウス(セ5、栗東・
清水久詞厩舎)が入った。
勝った
ケンホファヴァルトは、
父マーベラスサンデー、
母エイシンパンジー、
その父トニービンという血統。昨年の
中山大障害2着、今年の
中山グランドジャンプ2着とビッグレースで惜しい競馬が続いていたが、ここで待望の障害重賞初制覇を果たした。通算成績は62戦6勝。
マーベラスサンデー産駒は、2017年に重賞2勝をあげた
タツゴウゲキ以来、4年ぶりの重賞制覇。残る現役馬は地方も含め(退厩馬除く)、
ケンホファヴァルトの他、
JRAブルーガーディアン(牡9)、船橋
セークレートゥム(牡6)、笠松
モリデンルンバ(牡8)の計4頭。