グランアレグリアが人気の中心になる。距離短縮で巻き返してGI・6勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■11/21(日)
マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・阪神芝1600m)
グランアレグリア(牝5、美浦・
藤沢和雄厩舎)は昨年の当レースなどこれまでマイル以下でGIを5勝。前走は2000mの天皇賞で3強対決に敗れ3着という結果だったが、得意の距離に戻る今回タイトルは譲れないところだ。2006・07年の
ダイワメジャー以来、史上6頭目の連覇を期待したい。鞍上は
C.ルメール騎手。
シュネルマイスター(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)は今年の
NHKマイルC覇者で、古馬との初対決となった
安田記念も3着と好走。
安田記念で斤量54kgだったのが今回は56kgで、阪神コースも初めてとクリアすべき課題は少なくないが、強豪年長馬を破ってマイル王の称号獲得なるか。鞍上は
横山武史騎手。
インディチャンプ(牡6、栗東・
音無秀孝厩舎)は一昨年の春秋マイル王。その後は、昨年の
マイラーズCを勝って以来善戦止まりとなっているものの、前走の
安田記念で0秒2差の4着など一線級の地力はまだまだ健在。ここに向けて順調に調整されており、王座奪還のチャンスはあるだろう。鞍上は
福永祐一騎手。
その他、一昨年の
朝日杯FS勝ち馬
サリオス(牡4、美浦・
堀宣行厩舎)、昨年の
朝日杯FS勝ち馬で、今年の
NHKマイルCでは3着だった
グレナディアガーズ(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)、昨年の
ホープフルS覇者
ダノンザキッド(牡3、栗東・安田隆行厩舎)、今年マイル重賞で4連対の
カテドラル(牡5、栗東・
池添学厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。